英検準1級に合格できたことがとにかく嬉しい!~夢はロボットエンジニア(小学4年生男子)

体験談

S.K.さんは、私立小学校に通う小学生です。現在は中学受験合格をめざして勉強に励むかたわら、バイオリンの練習などにも取り組む日々を送っています。S.K.さんは、小学3年生の春に国際アカデミー学習塾へ来塾され、小学4年生で見事、英検準1級という難関に合格されました。
本日はS.K.さんに、国際アカデミー学習塾代表・森田がお話をうかがいました。

中学受験を視野に入れて準1級にチャレンジ、どうしても合格点に届かなかった

森田:S.K.さん、本日はお忙しい中、ありがとうございます。はじめに、英語を勉強しようと思ったきっかけを教えてください。
S.K.さん:中学受験で準1級を取得すると有利になる高校があり、今のうちから、しっかり準備していこうと思いました。4年生の秋からは塾の勉強がより忙しくなるので、6月の英検でどうしても準1級の1次試験に合格したいと思いました。

森田:はじめて当塾に来てくださったのは、小学校3年生の春でしたね。
その時点で、すでに高い英語力をお持ちでしたが、それ以前はどのような勉強をされていたのですか?
S.K.さん:インターナショナルスクールの幼稚園に通っており、そこで英語に触れていました。コミュニケーション言語は英語のみという環境にいたので、英語を聞く・話すことには慣れていました。それ以来7~8年間、英語を勉強していることになります。

森田:英検にチャレンジしようと思われたのはいつですか?
S.K.さん:小学2年生で英検を受験し、2級にはすぐに合格しました。その後、準1級をめざして別の塾で勉強していました。少しずつ点数は上がっていましたが、あるレベルで伸び悩み、どうしても合格点には届きませんでした。

森田:それで当塾に来てくださったのですね。

塾選定の決め手はお父さんの実績による「信頼度」と1対1の「個別指導」

森田:ご自宅から当塾は、かなり距離があると思います。都内に英語塾は沢山ありますが、あえて当塾を選ばれた理由は何ですか?
S.K.さん:以前、父がこちらの塾で英語力を伸ばしたという実績があり、信頼度が高かったということが一番の理由でした。

森田:お父様は当塾にて英語の基礎から応用まで体系的に学習され、高い英語力を修得されました。現在は、その高い英語力を生かして、お仕事でご活躍されていますね。S.K.さんが実際に来塾されて、ここでがんばろう! と思った決め手は何ですか?
S.K.さん:1対1のプライベートレッスンで、自分の状況をしっかりと見極めた上で、丁寧に指導していただけそうだと思ったことです。

森田:一般的な塾の準1級対策クラスでは集団での授業が多く、小学生であっても高校生以上と一緒に受講する環境になってしまいます。大学受験で日々高度な文章を読んでいる高校生と、幼稚園からインターナショナルスクールで生の英語力に触れてきた小学生では、得意分野と苦手分野、傾向が全く異なりますからね。
S.K.さん:この塾では個別に強みと弱みを見極めて、指導していただけそうだということが選択の決め手になりました。

対面とオンラインの授業を活用し、家族全体で協力して合格をめざす!

森田:S.K.さんは、とてもお忙しい中、短期間で準1級に合格されましたね。
S.K.さん:はい。塾にはじめてコンタクトしたのは2月でしたが、3月、4月、5月は毎週土曜日の午前中に片道1時間かけて通いました。

森田:相当に多忙な中でのチャレンジに、当初はこちらも心配したくらいです。
S.K.さん:はい。平日の昼は学校、夜は宿題。休日は受験塾へも通っていた上、夏にはバイオリンのコンサートも控えているという、超多忙な時期でした。

森田:ご多忙にもかかわらず、弱音を漏らされることなく、毎週通って学習に取り組まれましたね。
S.K.さん:はい。基本的には通学での対面授業を受けていましたが、都合がつかないときはオンラインで受講できたことも大変ありがたかったです。

森田:最後のほうは通学の負担を軽くするため、オンラインでの受講を提案させていただきましたね。
S.K.さん:はい。慣れてきたのでご提案のとおりにさせていただきました。さらに試験直前の2回はモチベーションアップのため対面受講を促して下さるなど、状況に応じて受講スタイルを提案いただいたことがとてもありがたかったです。

森田:しかし家庭での学習ができないと、準1級の合格はなかなか難しいのが現状です。正直なところ、小学生がどのくらい自宅学習ができるのか心配でしたが、見事にやり遂げられましたね!
S.K.さん:はい、おかげさまで。父と母も復習を手伝ってくれました。父が読解と作文、母が単語とリスニングの勉強に協力してくれました。おかげで塾以外でも自宅学習も続けることができました。

森田:家族全体でS.K.さんの合格をサポートしてくださったのですね!ご両親は勉強を強いるのではなく、S.K.さんのモチベーションが上がるように促してくださいましたね。そしてS.K.さん自身が頑張って合格を勝ち取りましたね!
S.K.さん:はい。ありがとうございます。

大学受験レベルの読解問題に小学生が挑み、乗り越える!

森田:レッスン内容について、最も力を入れたのはどの分野でしたか?
S.K.さん:もともと作文の点数が伸び悩んでいたので、当初はそこに力を入れようと思っていました。しかし、はじめから作文はやらなかったと記憶しています。

森田:よく覚えていらっしゃいますね。本来、苦手分野である作文から着手するのが一般的ですが、まずは4技能、特に読解分野について、自宅学習の習慣をつくることが先決と考えました。
S.K.さん:はい。前半はむしろ自宅でできることと、塾でしかできないことを見極めていきました。

森田:実は作文は、短期間でのスコアアップが可能なことも多いのです。S.K.さんはそれができると思いましたので、むしろ読解や他分野の力をキープする体制を強化しました。苦手分野に集中して克服しても、得意分野の点数が落ちて不合格になるケースがよくあるからです。
S.K.さん:はい。実際に本番の読解問題は、途轍もなく難問でした。普段の学習では、日本語でもわからないと思うレベルの難題が多かったのですが、本番はそれらを超えた難易度だったと記憶しています。

森田:準1級が大学受験で利用されるようになったことから、大学受験生の増加に対応し、読解問題の難易度が上がると予想されました。そのため、読解力を固めることが最重要だと感じました。高い英語力があるとはいえ、小学生が大学受験レベルの文章を読めるようになる過程は、並大抵の努力ではなかったと思います。S.K.さん、よく乗り越えましたね!
S.K.さん:はい、とにかく合格できてうれしいです。

自宅では得意分野の力をキープ、塾では「合格に必要なアドバイス」にフォーカス!

森田:リスニングは、初めの時点で満点近かったので、当塾では解答のコツの確認だけに留めましたね。
S.K.さん:はい。ここは点数が取れるところなのですが、得意だからといって油断せず、自宅で毎日CDを聞きました。私の場合、リスニングは塾でなくても自分でも学習可能ですので。

森田:そのとおりですね。読解や作文は、どのように進めていったか、覚えていらっしゃいますか?
S.K.さん:はい。読解については読み方や設問の解き方のアプローチを学び、自宅で予習復習を行う習慣を身につけました。こうして後半、塾では作文と合格に必要なアドバイスだけに集中できました。

森田:S.K.さんは、要約問題のほうが比較的よくできていましたが、論述が課題でしたね。
S.K.さん:はい。作文についてはかなり苦戦し、数多くの予想問題を解いていったと記憶しています。その過程で満点を狙わず、パターン通りに書ける箇所と、論旨の理解が求められる箇所を明確に分けて実践すると、ほぼ確実に合格ライン以上の点数が取れるとわかりました。

森田:そのレベルになるまで、トライ&エラーを繰り返し、根気よく頑張りましたね。
S.K.さん:試験直前は、自宅で文章を読むことができるようになり、塾の授業では作文と合格に必要なアドバイスを受けることに集中することができるようになりました。結果、相対的に作文が最もスコアアップとなり、良いバランスで合格することができました。

複数の先生からの多角的なアドバイスにより、2次試験合格を確実なものに!

森田:S.K.さんは、2次試験については、得意分野でしたので正直なところ心配していませんでした。しかし、かなり早い時期から勉強に取り組む準備をされていましたね。
S.K.さん:はい。必ず1回で合格したい、確実に合格したい、という思いから2か月前から少しずつ勉強をはじめ、直前の1か月は、集中して練習を繰り返しました。

森田:実際、英語が流暢で2次試験は自信があるから大丈夫、といって対策をしないで2次試験に臨み、不合格になってからあわてて駆け込んでくる生徒さんも複数いたのですよ。
S.K.さん:そうなのですね。私は、ここまできたので絶対に1回のチャレンジで合格したいと思いました。

森田:「高得点での合格」をめざして!ということでしたね。
S.K.さん:はい。森田先生の他に、準1級の面接対策の指導経験が豊富な3人の先生に、オンラインによる模擬面接形式で対策をしていただきました。

森田:S.K.さんの英語がとても上手なことに、先生方も感心されていましたよ。
S.K.さん:ありがとうございます。2次試験では、いろいろなタイプの面接官の先生がいると聞いていました。当塾で複数の先生から、いろいろな角度からアドバイスをいただき、本番をイメージした貴重な体験ができてとてもよかったです。

森田:2次試験対策で、難しいと感じたことはありますか?
S.K.さん:答える内容を組み立てるのが難しいと感じることがありました。社会問題も多く、自分の考えをわかりやすく伝えるのが難しいと思いましたので、先生方のアドバイスを参考に何度も練習しました。作文で学んだスキルも生かせたこともよかったです。おかげで本番では、全ての質問についてスムーズに答えることができました。

「生徒さんファースト!」の塾

森田:この塾を選んで良かった点は何ですか?
S.K.さん:1対1の個別指導だったので、さまざまなことについて生徒にあわせてくれたことがとてもよかったです。それがあったからこそ、合格できたといっても過言ではありません。

森田:「生徒にあわせてくれた」ということに関して、もう少し詳しく教えてくださいますか?
S.K.さん:私が塾の指導方針や方法にあわせるのではなく、私がこれまで勉強してきたことを生かしながら、今の私の状況やスケジュールを考慮して授業を進めてくれたことです。一言でいえば、「S.K.ファーストの塾」ということです。

森田:当塾のレッスンのその時間は、S.K.さんが唯一の生徒さんですから。
S.K.さん:そのように考えてくださってとてもうれしいです。

森田:S.K.さんは、芸能人並みの多忙なスケジュールでしたが、その中でよく頑張りましたね!
S.K.さん:はい、そのスケジュール調整についても状況にあわせていろいろと考えてくださいました。単に日程をあわせるということだけでなく、学習効率という面からも効果的な方法を考えてくださいました。導入・中盤・直前で取り組むと効果的な分野、対面かオンラインの受講方法に加えて、この時期はゆっくり休んだほうがよい、アクセルを踏みすぎない、ここは一気に!などのアドバイスです。ただ長くやればよいといいうことではなく、体調も考慮して学習にメリハリをつけることができました。

森田:体調管理も対策です。最高のコンディションで受験することが成果を出す上で最重要ですから。

夢はロボットエンジニア!世界中の人たちと協力するには英語力が必要!

森田:S.K.さんの将来の夢について教えてください。特に、英語をどのように生かしていきたいか、についてお話いただけますか?
S.K.さん:実は将来、ロボットエンジニアになりたいという夢があります。しかし自分一人で何かを作り上げることは不可能なので、世界共通言語である英語を学んで日本だけでなく、世界中の人々と協力していきたいというのが私の夢です。

森田:すばらしい目標ですね!学生時代、夢を実現するための良い人脈ができるとよいですね。まずは中学受験ですが、それをクリアすると次は高校、大学受験と続きますね。
S.K.さん:はい。中学受験が終わったら英検1級をめざしたいです。その時はまたよろしくお願いいたします。

森田:ぜひ!その日をお待ちしております。
S.K.さん、本日はお忙しいところ本当ありがとうございました。