専門分野の論文が英語で読めるように!~ 第2の人生、今すごく幸せ!(60代女性、博士課程)

体験談

本日は、当塾でご受講いただいている川端陽子さん(60代*女性)に代表・森田がインタビューをさせていただきました。
川端さんは、大学院の博士課程で、心身健康の相関関係(特に脳神経科学の中での「衝動性について」)を研究されています。
新分野の研究へのチャレンジに邁進されていく中で、日々、英語の勉強も進められています。
川端さんが求めていた専門性の高い分野での英語力をどのように向上していったのか?そしてそのことで開けた新たな人生とは?

カスタマイズ対応のスクールとの出会い

森田:川端さんのお仕事について教えてください。
川端さん:私は現役時代、特別支援学校の教員でした。その中で、ADHA(自閉症)の子がリラックスできる方法を常々考えていました。退職後に、現役時代の経験を生かした研究をするご縁に恵まれました。

森田:英語を勉強しようと思ったきっかけは?
川端さん:私の研究分野の論文は英語のものが多く、ジャーナルなど、査読のあるしっかりとした専門誌の論文を読むことが求められたので、どうしても英語が必要でした。
また、単なる英会話や一般的な英語ではなく、博士課程受験のための英語、専門分野の英語を勉強する必要がありました。まずは博士課程の試験に合格する必要があり、英文を正確に読めるようになる必要がありました。

森田:当塾を選んだ決め手は何ですか?
川端さん:以前、森田先生に教えていただいていた大学院の先輩から、ニーズに応じてきめ細かく対応してくれる学校があると聞いたことがきっかけです。私の専門分野には、日本語訳がない専門書がたくさんありました。こちらの塾では、基本(文法、語彙)を固めたあと、専門的な分野の英語力を高める、という両方の観点から見てもらえるとのことで入塾を決めました。まさに私の目的にあったスクールに出会えた!と思いました。

効率的な基礎学習を通じ、見事、博士課程に合格!

森田:川端さんが受講されたレッスン内容についてお話いただけますか?
まずは、入塾直後の導入レッスン(文法の基礎学習について)。
川端さん:短期間で、英語の基本(文法の概要と基本語彙)をひととおり学びました。学生時代に英検2級に合格して以来、40年以上のブランクがあり、かなり忘れていたのですが、久しぶりに英語にしっかりと向き合う機会になりました。
英検の題材を使用し、主に基礎的なポイント+単語を必要なレベルに絞っておさえ、私の専門分野(医療や健康や心理)に近い題材に集中して効率よく学ぶことができました。
博士課程試験直前には、基礎をベースに、出題されそうな問題の和訳トレーニングに集中。見事に合格することができました。

森田:川端さん、本当におめでとうございます! 博士課程合格は、95%、専門分野によるものだと思うのですが、加えて英語も必須なのですよね!
川端さん:おかげさまで。後から聞いたのですが、英語の成績が断トツ良い成績だったと、学長や先生からすごくほめらました。
基礎(文法のポイントと基本単語)を抑えていると、しっかりと読み解いていける力がつくと、文法学習の大切さを痛感しました。

森田:一般的には、試験直前にあわてる方が多いと思うのですが、お忙しい中でも計画的にしっかり学習されてきた川端さんのご努力の成果ですね!

博士課程で専門分野の論文読解にチャレンジ! 

森田:博士課程合格後は、専門分野の論文を読み解くために専門分野の授業に進まれましたね。三橋先生(論文担当)の授業について、お話いただけますでしょうか?
川端さん:私の専門分野には、一度も日本語に訳されたことのない論文や本も多いです。三橋先生は、わからない語彙や概念を、活きた英語という観点から、ていねいに教えてくださいます。当然、専門分野で難しいところも、とことん一緒に調べてくださり、その文意や内容まで踏み込んでくださいます。上手に訳せると、ほめてくださるので、嬉しくて、どんどん頑張れます。
基本を学んだ上で実践(現場にあわせた活きた英語)につなげる。他の英会話学校、受験目的のスクールなどでは絶対に学べないことです。

森田:専門分野の英語指導に柔軟に対応できる先生は限られています。三橋先生と二人三脚で、日々、良い形で進まれていますね!
三橋先生(70代大ベテラン講師)には長生きしていただかないと!笑
川端さん:先生も私も、百歳までいけますね!
二人:笑笑笑

「患者さんが待ってるよ!」~ 私のライフワーク

森田:川端さんは、いつお会いしても、いきいきとエネルギッシュに活躍されていますね。
川端さん:ありがとうございます。やはり目標があるからでしょうか、、笑
「自閉症のお子さんが落ち着いた行動が取れるようになる方法を研究したい!」と人生の目標を持っています。

森田:それが実現できたら、日本中、いや世界中の、どれだけ多くの親御さんが喜ぶことでしょう!
川端さん:博士課程でご指導いただいている先生から「患者さんが待っているよ!」と叱咤激励され、これは残りの人生かけて頑張らなくては!と思いました。専門分野も、英語も。

森田:川端さんの研究によって、将来、多くの方が救われることになるのですから、夢があって、とてもワクワクしますね!
川端さん:本当に!コロナ禍にあっても、おかげさまで毎日やることがあって、とても忙しく充実した毎日です。論文を読む、専門分野の知識を深める、そして英語を勉強する。合間を縫って散歩をしてリラックス! 国際アカデミー学習塾に出会えたことに感謝いたします。

おわりに ~ ライフワークを模索している方へ 

森田:川端さんのライフワークについてもう少しお聞きしてもよろしいですか?
川端さん:私は、特別支援学校の教員を39年やってきて、どうしても自閉症の方の「衝動性」を改善することが難しいと思っていました。その解決を人生後半の目標にしようと思い、行動した時に、当スクールの素晴らしい先生方と出会えました。

森田:現役時代の経験から次の目標を定め、自ら行動されたからこそ、今があるのですね!
多くの方が「第2の人生はゆったりと楽しく過ごしたい」と考えている中、川端さんのように、何かを実現したい! という方も当塾を多く訪れてくださいます。
川端さん:はい。私も博士後期課程に入る時に、大学院の先生が「趣味は個人的なことだけれど、学問は社会に還元できることなんだよね。」とおっしゃいました。人生100年時代を迎え、大きな目標を持つことができて、おかげさまで今、すごく幸せです。

森田:世の中には、川端さんのように、アクティブに生きがいのある楽しい人生を歩んでいきたい、特に日本だけでなく、世界へ活躍の場を広げたい、と望んでいる方は沢山いらっしゃると思います。
最後に、そのようなみなさまへ向けて、ひとことお願いできますか?
川端さん:目標を持ち行動することは、いつからでも遅くないです!
こちらのスクールで英語を勉強することで、なぜ英語を勉強するのか、文化の背景の違い、表現の違い等々、奥深くまで網羅して、ニーズに合わせて教えていただいています。こんなスクールは滅多にないと、感謝!感謝!です。
ぜひ、今後とも、よろしくお願い申し上げます!

森田:川端さん、本日は大変お忙しいところありがとうございました。

*入会時の年齢で記載